2020.04.27
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Webのニュースなどで、たまに出てくるAPI。だいたいは、このAPIはアプリケーションプログラミングインタフェースの略称です。このAPIは、システムとシステムとの間のデータのやり取りを行うシステムだと思ってください。そんなAPIですが、実は、クロトでは、非常に多くの事例を持っています。インスタグラム API や、facebook API、Twitter API、Yahoo API、楽天 API、Line API、求人サイトとのAPI連携、デビットカードシステムとの連携API、クレジットカード決済システム API、キャリア決済システム API、stripe決済 API、郵便番号情報 API、Google MAP API、各種アフィリエイトシステムとのAPIなど、非常にたくさんのAPIの連携や設計開発を行ってきました。2017年ごろから、APIでの連携、自社APIの公開の需要が高まってきています。それは、業務の効率化という点での部分で求められるケースが増えてきたこと。そして、ビジネスパートナーとの提携、販売代理店との連携強化、新市場への展開に大きな期待がよせられ、そして、実績をあげてきているからです。そもそも、APIはデータ連携のハブとして機能します。それゆえ、情報のやりとりをするため、セキュリティ意識も高めた開発が要求されます。一方で、数値的な暗号化をさせたデータのやり取りが可能になるため、サービス提供側としては、非常に使い勝手がよいのも、APIの特徴です。クロトでも、過去に連携/開発してきたAPIにおいて、ホテルや電車の稼動情報などの連携APIや、古地図との連携API、商品の販売状況を管理するためのAPIなど、実際に個人情報や公開されても困らない情報の単位でも、APIの連携、公開、開発は行ってきています。ちなみに、API連携したシステムの出力先は、webサイトだけではありません。ネイティブアプリ、デジタルサイネージなどにも出力可能です。個人情報以外でも、APIを活用するケースが多いのは、ひとえに業務の効率化につながるケースが多いからです。ECサイトなどの事例で説明すると、商品の販売状況管理、在庫管理などは、人が10人単位で対応しているケースもあります。しかし、この在庫情報の変更などを、API化することで、その業務は一気に不要となります。このほかにも、webサイトのリード情報を顧客管理をしているCRMとAPI連携することなども業務効率を高めます。BtoBサービスなどを提供している場合は、獲得したリード情報をCRMに登録していくことがありますが、コピペコピペで、情報を登録するのが大変!というケースもあります。そういった場合、API連携をしておくと、効率的に、CRMへの情報登録が可能になります。CRMのDB(データベース)も整理された内容がたまってくるため、ステータス管理や、メールマガジンの配信リストの作成、スコア管理などがスムーズになります。APIを活用することで、手作業が減り、本来、頭を使うべきマーケティング業務に集中しやすくなるのです。APIのシステム連携は、こういったデジタルマーケティング業務のサポートとしては最適なのです。また、業務効率だけではなく、API公開の良いところとして、データの活用が、いろんな人、いろんな企業にあつかってもらえるかもしれない、という点です。APIで市場開拓がされた、具体的な例をご紹介します。旅行代理店さんの旅行プランのAPI化を行ったところ、法人の旅行メディアサイトなどで掲載をしてくれるケースが増えました。もちろん、コンテンツが面白かったのもあるのですが、商品情報がリアルタイムに変わることで、旅行メディアサイト側も導入がしやすかったようです。そして、その旅行代理店さんのAPIは、健康協会さんのサイトでも使われるようになりました。今まで、健康協会さんなどとは、そこまでかかわりあいのなかった旅行代理店さんでしたが、新たな市場を獲得できたと喜んでいらっしゃいました。このほかにも、エンタメ系のポータルサイトでも、記事情報のOEM提供のため、APIを開発しました。そして、そのAPIをwebサイトに公開して、告知していました。もともとの目的は、ポータルサイトが、そのニュース情報を掲載するためのものでしたが、一方で、アフィリエイターなども、この記事情報のAPIを活用するようになり、その結果、PVが上昇。ソーシャルメディア(SNS)でも、告知が促され、ツイッターのフォロワー数も増加するようになったそうです。その結果、twitterや、インスタグラムなどのSNSアカウント自体が、広告商品として提供できるようになり、これも、APIにすることで、市場開拓につながった事例ですね。市場開拓ではない、API連携による事例も掲載しますと、LINEでのメッセージ配信の自動化などの事例もあります。特定のユーザーに対して、LINEで、指定のメッセージを送れます。もちろん、画像も送信できます。これによって、LINEのお友達情報と自社の会員データをマージさせて、購買履歴に応じたメッセージの配信なども可能になります。半年間、自社ECサイトで、購買をしていない人には、1か月に1回、10%OFFのクーポン券をラインで配信する。などのLTVを高めるデジタルマーケティングの展開も可能になります。このように、APIは新しい市場、提携したことのない販売先、ひいては新規顧客の獲得につながり、また一方で、LTVを高める施策の実施も可能になります。そして、前述のように、業務効率化につながり、社内の生産性を高めてくれます。DX促進にもってこいなのです。自社の基幹システムと、CRMを連携させて、リモートワークをしやすくする、なども可能で、古い基幹システムだと、システム改修にかかる費用が高すぎて、マーケティング施策の展開ができない、、、なんてケースも回避できます。データだけを抽出して連携させるため、こういった活用ができるのが、APIの魅力ですね!なお、クロトでは、システム開発チームをお持ちの場合、APIの開発自体は社内でできるため、仕様検討、システム仕様設計、マーケティング部門の考えたアイデアの実現のための仕様作成だけも、ご依頼をいただいて、サポートさせていただいております。APIの場合、概念的なのでイメージがつかないという方もいらっしゃるので、実績・経験豊富な人間がいた方が、話が速くなりますからね。もちろん、まるっと、API連携のシステム自体の開発も可能です。他社からAPIでシステム連携して欲しい・・・といわれているが、なかなか手が回らない、などのケースでもお手伝い可能です。APIの公開サポート、API連携、API開発、APIの仕様策定など、お悩みでしたら、ぜひ1度、クロトにご相談ください。API開発を円滑に進められるよう、ご支援させていただきますので、どうぞ、ご検討ください。
【主な実施事項】 1.連携仕様の確認 2.連携仕様書の作成 3.連携システムの開発 4.連携システムの保守など
【その他】・もちろん、APIだけでなくシステムのカスタマイズ可能また、SFTPを使ったシステム連携などもお気軽にご相談ください。
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